デジタル産業の一大イベント 「2025年第8回 ベストレビュー・オンラインアワード」受賞者発表

BIG DATAが運営する台湾最大級のデータ分析プラットフォーム《網路温度計 DailyView》 は、昨日(21日)「2025年第8回 ベストレビュー・オンラインアワード(網路口碑之星)」授賞式を開催しました。本年度のテーマは 「AIが導く未来、信頼が先導する(AI領航・信任先行)」。
AIイノベーションの急速な進展の中でも、「信頼」を企業の持続的成長の中核に据えるブランドを表彰することを目的としています。今回の選考では、1,000社を超える企業ブランドの中から、最終的に優秀企業および個人32組が表彰されました。受賞企業は、信頼を軸にポジティブなデジタル口コミ環境を構築し、高い好意的影響力を発揮するブランドの模範として評価されています。個人部門では、「年間最優秀ウェブ好評・影響力ビジネスリーダー」にスターラックス航空(星宇航空)会長の張國煒氏が選出されたほか、「年間最優秀ウェブリーダー価値YouTuber」は唐綺陽氏「年間最優秀ウェブリーダー価値チアリーダー」は李多慧氏が受賞しました。さらに今年新設された「年間最優秀ウェブ好評・影響力SNS運営者」には、ファミリーマートが選ばれました。
「2025年第8回ベストレビュー・オンラインアワード」は、国際レベルのAI意味解析構造を用いてネット記事の文脈を分析。単一ブランドに対するネットユーザーの議論の量やポジティブ・ネガティブな評価を集約し、テーマごとにブランドのウェブデータを算出した結果、各テーマにおいて卓越した口コミ評価を得た企業ブランドに対し、「戦略卓越賞」および「イノベーション・リーダー賞」の2大賞を授与しました。
授賞式には、台北市の李四川副市長、台湾デジタルトラスト協会の詹婷怡理事長、台湾大学EMBA 執行長 何耕宇氏台湾大学EMBAの何耕宇執行長、BIG DATA CEO 兼 網路温度計 DailyView共同創業者 金志丞氏らが招かれました。
初めてプレゼンターを務めた李四川副市長は挨拶の中で、BIG DATAの取り組みを高く評価し、「膨大なデータベースを通じて「トレンド」と「民意」が、政府の政策推進において「市民に寄り添う」助けになっている」と述べました。
また、台北市がスマートシティ推進において、市民ホットライン「1999」、防災予警報、交通分析などの分野でAIを広範に活用していることに触れつつ、「賢いだけでなく、信頼できるものであるべきだ」と強調し、信頼性の低いAI情報が誤った意思決定やフェイクニュースを招くリスクに警鐘を鳴らしました。
BIG DATA 金志丞CEOは「この1年でAIは驚異的なスピードで世界を変えており、企業は効率向上のためにAI活用へ全力投球している。しかし今、“信頼”こそがブランドの持続可能性を左右する最大の分岐点になっている」と述べ、本授賞式を通じて、AIイノベーションを勇気を持って受け入れ、ESG活動を実践し、信頼を核心的な原動力とするブランドの模範を選出したいとし、「信頼を技術ガバナンスに組み込んでこそ、企業のトランスフォーメーションは真に着地し、持続可能となる」と語りました。
Threadsが新たなブランド主戦場に SNSマーケティング戦略への統合が必須
AI分析がデータガバナンスを駆動、監視とセキュリティが新たな焦点へ
BIG DATAの世論分析ソフトウェア《KEYPO》による統計では、2024〜2025年度における台湾全体のネット上の総話題量は前年比22%増と大きく成長。これは市民の公共議論やデジタル参加が活発化していることを示すと同時に、企業・ブランド間の「レビュー競争」が一層激化していることを意味します。
特に注目すべきは、新興SNSプラットフォーム「Threads」が2025年上半期に急速に台頭したことです。台湾ユーザーのエンゲージメント率は世界トップクラスであり、ブランドが参入すべき新たな舞台となっています。データによると、Threadsにおける投稿の「コメント数」と「シェア数」は主要プラットフォームの中でトップであり、ブランド運営の重心が単なる「露出」から「インタラクション(対話)価値」の争奪へとシフトしていることを示しています。
AIはもはや単なる「新技術」ではなく、企業の生産性を高める中核的なツールとなっています。
BIG DATA 蔣志薇COOは《ベストレビュー・オンラインアワード2025トレンドレポート》にて次の5つの重要な観点を示しました。
・世界経済は安定基調ながら減速傾向、台湾は依然として産業の強靭性を維持
・AIは深化を続け、企業の焦点は「革新」から「データ・法規・人材ガバナンス」へ移行
・ブランド経営は「信頼経済」へ移行し、情報セキュリティが核心的な競争力に
・消費意欲低迷の中、「癒やし経済」(ポケモン・ちいかわ・LABUBU等のIP)が感情の出口に
・サステナビリティ・ガバナンスが深化し、AIデータ分析がESG活動の実践を後押し
総じて、AIの浸透と信頼ガバナンスが2025年の最重要テーマであり、効率・誠実性・持続可能性を兼ね備えた企業こそが新たな市場競争の中で頭角を現すと記しました。
国泰証券、3年連続でベストレビュー・オンラインアワードを受賞
台灣數位信任協會(台湾デジタルトラスト協会)、BIG DATAと語るAI時代の「AI時代の信頼の極意」
BIG DATAは台湾デジタルトラスト協会、国泰証券と連携して「フォーカス対談」セッションを実施し、業界を超えた深い視点が共有されました。
BIG DATA 温紹郁氏CCOは、「AIとデータが企業にもたらす最大の価値は、“意思決定の質”と“信頼の基盤”を高めること」と述べ、「フェイクや詐欺が氾濫する時代において、新たな企業向け偽造検知製品《KEYTECTOR》が消費者の安全とブランド信頼を守る重要な役割を果たす」と説明しました。
台湾デジタルトラスト協会 詹婷怡理事長は、「テクノロジー・ガバナンスは法律だけでは完結できるものではない」と指摘し、「企業が倫理的自律を実践し、Responsible AI(責任あるAI)を推進することで、Trustworthy AI(信頼できるAI)環境が形成される」と語りました。
協会はこれに向けて「デジタル・トラスト産業マップ」を推進し、企業が自身の立ち位置を見つけ、貢献を主体的にコミットすることを推奨しており、信頼に基づいた環境を共に構築し、社会が安心して新技術の恩恵を享受できるようにすることを目指しています。
国泰証券 黄義光協理は、「デジタル化の本質は顧客の取引軌跡という“定量的データ”と、顧客の本音という“定性的データ”の融合にある」と説明し、ネット上の話題量分析とVOC分析から、若年投資家が高配当ETFの配当金を無意識に消費してしまい、複利効果を逃していることを発見し、配当自動再投資(DRIP)機能を迅速に開発し、若者の投資目標達成を支援した事例を紹介しました。
4大領域のブランド模範が決定
唐綺陽・李多慧がYouTuber・チアリーダー部門受賞、初のSNS運営者賞はファミリーマート
本年度の授賞は以下の4分野で実施されました。
・ESG・サステナビリティ分野
(テクノロジー、電子・工業、金融、住宅・生活消費、建設、公益団体)
・観光・レジャー分野
(航空、外食チェーン、観光工場、高級ホテル、プロスポーツ)
・生活消費分野
(電動モビリティ、ドラッグストア)
・デジタル経済分野
(デジタル証券、ECプラットフォーム)
個人賞では、「年間最優秀ウェブ好評・影響力ビジネスリーダー」にスターラックス航空(星宇航空)会長の張國煒氏が受賞。現場主義で知られ、航空安全上の欠陥に対して「ゼロ・トレランス(一切容認しない)」姿勢を表明したことで、ポジティブな話題が364.9%増、ネット上のエンゲージメントが341.4%増加しました。
「年間最優秀ウェブリーダー価値YouTuber」として唐綺陽氏が受賞。星座予測と時事を融合させた発信で変化が激しく国際情勢が不安定な時代において、大衆の支持を得ました。彼女のPodcast番組《唐陽雞酒屋》が第59回ラジオ金鐘賞を受賞したことで、番組話題量が313.5%増加、YouTubeでのポジティブな話題量も35.7%押し上げました。
「年間最優秀ウェブリーダー価値チアリーダー」には、韓国出身のチアリーダー李多慧氏が初めて選ばれました。リアリティ番組《女孩好野》の共同司会を通じ、YouTubeでの議論話題量が742%増加。同時に、児童福祉施設へ50万台湾ドルを寄付するなど、リアルで親しみやすくポジティブなイメージで台湾のファンと感情的な繋がりを築き、全体的なネット上のエンゲージメント力を59.2%向上させました。
新設の「年間最優秀ウェブ好評・影響力SNS運営者」にはファミリーマートが初受賞。「隣の同僚(ライバル店)へのお祝い」として掲げた誕生日メッセージなどの遊び心ある投稿で、従来の小売業が持つ厳格なブランドイメージを刷新。小売業界におけるSNSマーケティングの新たなベンチマークとなりました。
詳細については、「2025 第8回 ベストレビュー・オンラインアワード 授賞式」公式サイトをご覧ください::https://dailyview.tw/dba2025/
「2025ベストレビュー・オンラインアワード」インサイトレポート:https://big-data.pse.is/89cyxt










